続ツアイス/α700(2007/11/11-23)
 sony DSLR-A700/Planar 85mmZA/Sonnar 135mmZA/V-sonnar DT16-80mm(RAW現像SILKYPIX)画面を明るくしてご覧ください
STF135mmとSonnarT*135mmの比較   

購入したばかりのα700の試写を兼ねて浅草鷲神社の酉の市(11/11 Planar 1.4/85ZA ISO400)シャープネスなし
ここで135mmを使うのはさすがに無理、写り2番手の85mmにするか3番手だがズームの16-80mmにするか迷うところ。


Planar 1.4/85ZA は男性を撮ってもお肌すべすべの床屋帰りといった趣になります。
女性に写真を見ていただきますとお肌がきれいなどそれを好まれる場合もあります。
それをねらったレンズともみえますが、もっとパワーがほしい場合に物足りなく感じるところもあります。

Sonnar 1.8/135ZAはお肌のお疲れ具合までずばっとくるためか女性にはちと気になるようです。
パワフルで兜を割れて髭も剃れる日本刀といった感じで、焦点距離が少々無理でもこれで撮りたくなります。
製造がどこであろうと傑作レンズだと思います。もし他社マウントが登場したらその他社は真っ青かも(^^;

V-sonnar DT3.5-4.5/16-80ZAは望遠側ではPlanar85ZAに近い性格とみえ、135ZAのようなパワーは感じません。
30mm以下の広角では甘さが浮き上がってくる感じでいささかもどかしい。
17-35mmあたりの2倍ズームで十分、広角で質感とパワーを伴うレンズがほしいところです。


AFの癖がα100とちょっと違うようでピントはずしが少なからずでしたが、これは慣れれば大丈夫でしょう。
(大丈夫ではなかった・・他にも見解が変わっているものがあります、後ろの後日談参照、

α100では絞り(速度)ダイアルの回転が重く切り替えがやりにくかったのですが、α700では絞りと速度ダイアルが独立して使い勝手がはるかに良くなった。
プログラムモードにしておいてどちらかを回せば一時的に回したダイアル側優先モードになる、これは便利。
通常はプログラムモードにしておく使い方になりそうです。
ならば、露出補正もボタンではなくその位置でダイアルに。露出系は位置も操作も統一される。

ファインダを覗いたまま親指で一時的にMF(あるいはAF)に切り替えができるのは実用価値がたいへん大きい。ギーコンなにやってるそこじゃねえ・・という時に(^^;
フォーカシングスクリーンはピントの山が見やすいMF用に交換できます(有償修理扱い)。
ただしF2.8クラスレンズ用のスクリーンらしく、V-sonnar16-80だと暗くなって夜間だとかえってピント合わせしにくくなります。元に戻すにはまた有償ですから要注意。

十字キーがジョイスティック風になって指の感触だけで操作できるのもなかなかよろしい。他のメーカーも追随するんじゃないかな。
データ表示専用の液晶はなし、私の場合はほとんど手持ち撮影なのでそれでOKです。

ライブビューはありません。背面固定であるならデジカメの延長でしかなく、なしで正解と思います。
ただし先々「ライブビューユニット」をケーブル接続する付属品とする形態が最良と思っています。
遠隔の超バリアングル、ホットシュー取り付けでもカメラ本体を水中にドブンでも応用無限、いらない人は買わなければよい(^^;
ボディ側面に結構大きなダミー穴がありますが・・これはなんだろう?

背面液晶が立派になっていますが、どのみちこのサイズの液晶で確認できるのは構図と全体の露出適正程度だと思います。
(この液晶で19インチディスプレイ作ると何万画素になるのかな、それがほしいでございます)
撮り直しできる状況なら、ピントとブレの確認用に撮影直後には拡大表示で数秒後に全体表示、の設定があると便利だと思います。
虫眼鏡モードを自動化するだけですからファームウエアだけでできるのではなかろうか。

ピントを指定量ずらして撮るピントブラケットがほしいです(マニュアル時でも動作)。
WBや露出は現像時にリカバーもできますが、ピンボケとブレは撮影時に決まってしまいますから。
1%指定で距離が10mなら前後10cmずらして3枚、実用化ではメカの動作速度だけの問題だと思います。

手ぶれ低減はα100のほうが効きがよかったように感じます。ブレ写真が増えたみたい。
レンズやボディの重さとのバランスによるのか、自分のブレ癖と仲が悪いせいか(^^;
私は縦構えが多いですが縦横で効きが違うということがあるのだろうか。

ISO感度をAUTOにすると上限と下限を設定できて便利ですが、いわゆる焦点距離を分母にする遅いシャッター速度に近づけるように感度を下げる傾向にみえます。
シャッタ速度を速くしたい時でもそうならないわけで、もう少し判定に工夫がほしいところ。
現状ではこまめに下限を切り替えるのがよさそうですが、デジタル時代での露出を決めるもうひとつの要素といえそうです。

300倍速8ギガのCFを装着しました。α100では「手動連射」でボディが追いつかずイライラしましたが、ほぼ解消です。
RAWで18メガ/枚、400枚しか撮れないのはちょっときびしい。もう少し待って16ギガ装着になるかもしれません。


不忍池(11/14 Sonnar 1.8/135ZA ISO400) シャープネス処理等はなし(小さいサムネイルは100%JPG ブラウザで戻ってください)


下町の朝(11/23 V-sonnar DT3.5-4.5/16-80ZA)α100のときより写りがいいように感じますが・・? ワイド側でシャープネス処理


日没の二の酉(11/23 V-sonnar DT3.5-4.5/16-80ZA)α100より手ブレが増えたように感じます、なぜかは不明。


α100で気になったざらつきは解消され、ISO800でも「美しい写り」になっています。
オーディオでソニーは使いませんでした(^^; 美しい音だが無機質で生きた血がかよっていないと感じたからです。
α700で心配したのもそこでしたが・・まずは大丈夫なようです(ここの3本のレンズ以外でどうかはわかりません)。

しかしながら、ISO100の低感度?で撮るとなんとなくデジタルくさい美しさになってゆくような気もする(^^;
ISO100だと粒子が見えずなめらかできれいですが、悪くいえば細かい点描であった部分が変化のないべた塗りになったともいえる。


信州上田の安楽寺八角堂/コンタックス V-sonnar 70-210mm(ポジスキャン)
V-sonnar70-210mm F3.5はフィルム時代での愛用レンズ、ツアイス社製で入手に数ヶ月待たされました。

粒子が見えはじめるあたりにISO感度を上げる方が(ISO400あたりかなあ)ツアイスらしさがでてくるなんてことがあるのだろうか。
自分の持っている「ツアイスらしい」がフィルム時代の粒状性を伴う画像イメージだからである可能性もあります。
各人の好みに合わせて粒状性を選択できる段階になった、ともいえるのかもしれません。


V-Sonnar16-80のワイド側の写りがα100のときより良くなったと感じます(これは誤りかもしれません、後ろの後日談参照)。
α100ではワイド側でのピントずれがあってボディとレンズを修理に出しましたが、それでもまだ不完全だったのかな。
(修理票にAF調整その他とあった、その他ってなんだろ(^^;)
現像時の色収差補正もα100の時より小さくてすむように見えるし。この写りなら出番が増えます(^^)
ただし、レンズ保護フィルタをツアイス純正に交換しています。この効果によるのならそれはそれでたいしたものですけど・・

後日、135ZAもツアイス純正フィルタに交換(上の写真は交換前です)。
ふーむ、レンズを覗くと確かに奥の方までスカッと透明になって気持ちがいい、さて写りに現れるかなあ。


高感度モード参考 V-Sonnar16-80 ISO自動設定(上限1600下限400)高感度ノイズ設定少
現像時のノイズ処理なし 偽色抑制半ば、シャープネス処理若干


ノイズ等は撮像素子のハード的処理とからんで微妙ですが、ボディ側では最小限としています。
ノイズ処理を行うとデジタル臭くなりやすいと感じます。
α100のISO1600は使えなかったですが、α700ならISO1600でもノイズ処理はなしでゆけそう(偽色抑制を除く)。

Dレンジオプティマイザーと称するデータ処理はOFFです。
RAW撮影ではこの処理は意味を持たず無効のようですが、説明書の記述があいまい。
ONの場合はONになっていたことがRAW情報に記録されるのみで、RAWデータそのものは無処理とみえます。
原データが書き換えられたら大問題となりますが、あいまいな表現にはこのあたりの秘密があるのかも(^^;

白飛びや黒つぶれ防止は記録範囲の拡大(目標24ビット?)でやるべきで、データ変形(≒圧縮)をやると生気が消える(不自然)と感じます(表示手段の能力拡大も必要)。
デジ一眼はレンズからのデータを正確かつ広範囲に記録することを第一とすべし と考えています。

JPG化の現像設定の種類が増えたようですが、撮影時の感覚に合わせて撮影時にその選択ができるのだろうか。
で、その設定を微調整することができる・・千差万別に対応しようということでしょう・・ふーん(^^;
撮影時の感覚と後の感覚が同じとは限りませんし、貴重なデータ(12bit?)を変形(劣化=8bitJPG)させて保存するなんて考えられません。
先々優れた現像手段や表示手段が登場したとき8ビット保存していたら泣くこと間違いなし(^^;

RAW保存は必須、各種補正はあとからじっくりやればよい。
カメラがやる現像はα700付属のRAW現像ソフトでおおよそできます。
ただし縮小JPG化ができず100%画像のみでもあり、能力が同じかどうかも?

RAW現像の色味の簡易比較です。V-Sonnar80mm シャープネス等の調整はなし、WB、露出等は撮影時設定あるいは自動です(快晴、朝の9時半頃)。
(縮小結合処理で画質劣化していますがクリックで拡大、ブラウザの戻るで戻ってください)

上段付属ソフト、左からニュートラル、スタンダード、風景、ポートレート
下段SILKYPIX、左からスーパーニュートラル、ユーザー設定、風景、ポートレート

付属ソフト規定値(カメラJPGと同じとみえます)での発色は現用ディスプレイで見る限り明るく(色が白っぽく)なってコントラストは強い。
(SILKYPIX現像に比して1EVほどプラス露出の感じ、処理内容が表示されませんがたぶん企業秘密(^^;)
曇天など明暗差が小さい場合はさほど目立たないですが、ここでは上着の水色など同じRAWデータとは思えません。

SILKYPIXのスーパーニュートラルと風景とポートレートはSILKYPIXの規定値。
ユーザー設定はスーパーニュートラルのコントラストを若干強めただけで、ツアイス用自分流標準のひとつです。


マニュアルで調整した画像です。
左は付属現像ソフトの「ディープ」をベースに露出とコントラストを下げ、彩度を少し上げてWBを調整して撮影時のイメージに近づけたものです。
右はSILKYPIXの自分流標準を微調整したもの。付属ソフトの現像結果にこちらから近似させています。
どちらもフルサイズJPGから別途の同じ縮小ソフトで縮小しています。

T*135mmでも「ディープ」+マニュアル調整によってSILKYPIXとそっくりの現像結果が得られました。
ただし、黒つぶれに近い暗部の表現はSILKYPIXで現像する方がずっといいです。
普通の画像であれば質感や空気感など感覚的な部分でもそっくり、もしかしてOEMの簡易型?

以前にチェックしたlightroomのような「変化球≒加工」を感じることもなく好感の持てる現像ですが、規格JPGの設定値がいささか??
プリント出力を考慮した設定なのかもしれませんが、私の場合には納得できない画像になります。

なお、雑誌等の画像評価(比較記事)のほとんどは規格JPGのままだと思います。
極論すれば、それらが比較しているのはカメラやレンズではなく現像プログラムとその設定値(^^;


撮影データをどう表現するか(現像するか)は人間の感性が決めることだと思います。
千変万化です、その現像という楽しみを捨てて何の写真か、でもあります。
(プロの撮影では自分の楽しみではない撮影にもなるでしょう、アマがそういう撮り方を真似する必要なし(^^;)
カラーフィルム時代での素人現像の困難さの流れのままに、デジタル現像でも機械の計算に従っているのでしょう。
へたくそでもよい(^^; 人間の感覚による現像(表現)を取り戻したいものです。

JPG出力など現像に関する機能は初めて手にしたオリンパスE330のときから無視しています。
報道用なら画像は既製品でも一刻を争い、ボディとレンズには高性能が必要でしょうけれど。
パソコン不得手のデジカメユーザーにもデジ一眼を買ってもらいたいでしょうけれど(^^;
(α100なら入門用で橋渡しの機能を持ってよいと思いますが、デジ一眼であるならRAW保存必須)


RAW現像ソフト(SILKYPIX/3.0.14.2)の設定はスーパーニュートラルと称するモードをベースにしています(内容不明、たぶんやはり企業秘密(^^;)。
これにISO感度に合わせた偽色抑制と広角の場合の色収差補正とレンズ別のコントラスト調整を加えた設定を標準としています(複数の標準)。
これで一括現像し、良さそうな画像があれば各種微調整を加えて仕上げています。

α100ではシャープネスを使わないのが良でした(V-sonnarの広角で撮った場合を除く)。
α700の縮小画像でもシャープネスを使わないのが無難ですが、100%JPGなど縮小率が少ない場合や被写体が無機的な場合はシャープネスを加える方がよい場合もあり流動的です。

パソコン表示用のJPG化設定は縮小率や現像時の処理、画像内容にもよりますが「α100の時と同じでよい」に落ち着いてきました。
これはディスプレイのドットサイズなどとの関連で決まる設定なのかもしれません。
現用ディスプレイの画素ピッチは0.294mmですが、画素ピッチ0.1245mmのディスプレイなんて話もあり、印刷に追いつくのだそうで期待しておきます。
(SILKYPIXのJPG化能力のより高性能化を望んでおきます)


総じて、α700は臨機応変を要する状況でシャッタチャンスに強くなり使いやすいボディになったと思います。
重量が有名どころより軽量、デザインも有名どころとはひと味違ってツアイスも似合うと思います。
ただし、ワイド系レンズがいささか見劣りしすぎと思います。可及的速やかに良いワイドを加えるべし。


後日談
α100よりダイナミックレンジが広がっているように感じます、白飛びに到る部分がなめらかに抜けてゆくようにみえるのです。
8ビットJPG化したら256階調は同じはずですから、撮像素子側の処理とRAW現像側の処理との関係か??
V-Sonnar16-80の写りがよくなったと見えたのもこのあたりのことかもしれません。

135ZAで撮った場合の「わくわくする感じ」がα100のときより少なくなっているように感じはじめました。
芳醇な酒に水を混ぜたような・・感覚だけの微妙なことではありますが重要なことだと思います。
α100ではミノルタ系の感性を継承していたが、α700では欠点をなくそうとして長所も失っているのではないか。
ソニーというメーカーに感じている危惧、技術が感性を支配する・・今後に要注意です。

レンズではツアイス本社の基準があるでしょうけれど、画像処理が面白みのないただの優等生になってしまっては困る。
なお、ボディのメカに関しては私の思う方向でもあり、心配はしていません。
フラグシップ機ではいわゆる高感度低ノイズ型とそれを考えない感性重視型の2機種を求む。
画像処理の違いだけ、さして難しいことではないと思います。

ちなみにフィルタの御利益だと思えるものは85ZAでも135ZAでもいまのところ特には感じませんが、逆光に強くなっているかもしれません。

フォーカスモードをワイド設定にするとピントが甘くなり、ローカルに設定するとちゃんとピントが合う。
説明書を熟読していなかったのでワイド設定を平均測光のようなイメージでいたのが大間違い、よく考えれば今の技術で平均測距なんてできっこないです。
ワイド設定だとカメラがその範囲内のどこかに「勝手に」ピントを合わせるんですね(たぶんよりくっきりした部分に)。
したがってそこが撮影者の目標と違うなら目標部分は当然ピンボケになります。

最初の試写(85ZA)でピントはずしが多いと感じたのも、ワイド設定(初期設定)のままだったのが原因だろうと思います。
ワイド設定が使えるのは特定の条件のときだけ・・背景や前景がごちゃごちゃあってその間に目標がある、そういう立体的な状況だとどこにピントが合うかわからない(^^;
私の場合では使い物になりません。
なお、「ローカルの中央指示」と「中央に固定」の動作は同じだと思うのですが、ローカルの方が的確に(あるいは若干速く)合焦するように感じています??

手ブレ軽減は、レンズとボディの重さ、手ブレ癖の複合体なのでしょう。
α100の動作とα700の動作のどっちが自分の手に合うか、そんな違いかもしれません。
ましかし、少なくとも135ZAではα100のときよりよくなったとは感じません、宣伝文句のようには(^^;

ISO感度の自動設定はやめました。
絞りやシャッタ速度が勝手にシフトしてしまう方がうるさく感じはじめました(^^;
ある状況での撮影中にISO感度を変更する必要性はほとんどなく、一定のほうが画質の統一にもなりますし。

常用の設定は絞り優先モードで、前ダイアルを絞り変更、後ろダイアルを露出補正、になりました。
露出補正は専用ダイアルの方が圧倒的に使いやすい(その結果、常時アンダー補正しておく必要もなくなった)。

ただしちょっと問題が出始めました。後ろダイアルが軽く動きすぎる、構えるときに親指が接触してアンダー露出補正になることが少なからずです。
(お急ぎシャッタでは確認してる暇がない(^^;)
親指が接触しやすい内側はもう少しダイアルを隠すか上向きの角度にする方がいいんじゃないかな。
前ダイアル、「上ダイアル」、後ダイアル(これは動きにくくする)、この3つのダイアルを何の動作にするかはユーザーが決める、これが最良ではなかろうか。


ストラップの取り付け位置はカメラの上部、常識ですが・・
長玉つけて肩(首)に掛ければレンズがひょこひょこして危なっかしいし、構えてもストラップが邪魔になる。

そこでカメラ底部の三脚用ねじ穴を利用して、右側のストラップをここへ取り付けてみました。
このねじ穴には「棚受けダボネジ9mm雄」がぴったり合います。真鍮ニッケルメッキで1個20円。
ダボネジの横腹にドリルで2.5mm穴を貫通させてリングを通してストラップを取り付けます。

ちょいとお散歩でテスト、首から腰(左右どっちでも)に下げた状態からグリップ握って構えるまでが至ってスムース。
縦構えでもファインダの前にストラップがうろちょろしない、こりゃーいい(^^)
長短のストラップを使い分けていたので写真ではナス環を介していますが、短いのは不要になりました。

縦位置用グリップは重くかさばるので使用予定なし、フラグシップでも巨艦にはしないでくださいませ。


ボディの底にすり傷がつきやすくなる?・・道具の傷は勲章(^^;
ただし、留め位置が重心位置にあるのでカメラを置いた状態からストラップを持って持ち上げるとカメラがぐるっと回転しやすい。
また、ダボネジがゆるんでくることがあるので、ときどきチェックが必要(^^;
ぜひにグリップ下部にストラップ留めをつけてほしい。


このα700は市販品とちょい違うところがあります、さてどこでしょう。
グリップ側にストラップがないのは上記のごとくですが、それではありません。
(クリック拡大、ブラウザで戻ってください)

ロゴマークの色が白ではなく金色・・世界に1台だけのα700(^^)
「プリントゴッコ」のインクをテレピン油(金物屋)で少し薄めて極細面相筆で塗るというより流し込んでいます。
(ラッカーシンナーは白の地色が溶け出すので不可です)
はみだしてもこすってはいけません、数時間して乾いたらテレピン油をレンズクリーナ紙にほんの少し湿る程度につけて、はみだした塗料をなでるようにすこしづつ拭き取ればできあがり。
(α文字の色に近づけて銅色にしたかったのですがプリントゴッコの銅色はなくなってしまった)

グリップ側のマウント部分の白い筋は爪が触れた跡、ここは遠からず塗料がはげるかもしれないなあ。